素のままで生きること
最近、「素のままで生きる」ことの素晴らしさに気が付きました。
素のままで生きるってどういうことかというと
・笑いたくない時には笑わない
・唐突でも帰りたいと思ったら帰る
・集団でいる時にも独りになりたい、と思ったらみんなと距離を置く
・行きたくないイベントは行かない
・したくない化粧はしない
といったことです。
要するに、本当はしたくないけれど人に嫌われないようにするためにしていることをしないのが「素のままで生きる」だと思います。
たとえばこの間、卒業式をぶっちしました。別に体は空いていたので行こうと思えば行けたのだけど、なんだか無性に行きたくなかったという理由です。親は着物をわざわざ送ってくれて、「写真楽しみにしているね」と言い、友達にも「ぜひ一緒に出ようよ」と言われていたので最初はちょっと罪悪感がありました。でも実際ぶっちしたらまず気分が爽快でしたね。やりたくないことをやらないだけでこんなにも清々しいものなのか!と驚きました。親や友人との関係が悪くなるということもなかったし、「らしくていいと思う」とさえ言われたので、ああこれでいいんだな、と思いました。
自分が本当はどうしたいのか、「素のまま」ってなんなのかがそもそも分からない、という方もいるかもしれませんね。でも、嫌だとかつまらないとか否定的な感情は、自分の素朴な感情であることが多いように思います。なので、それらを「そんなこと思っちゃだめなんだ」と拒絶せず、受け入れて従ってみるといいのではないかしら。好きなようにやっていても案外嫌われないものだなあ、と最近感じています。
今日も空は広い。