自分とのつきあい方―自己肯定感について考える―

自己嫌悪で辛かったり、自分に自信が持てなくて悩んでいる方へ。

いろいろな自己嫌悪【自分ってつまらない奴だ】

 私もよくこれに陥ります。自分ってなんてユーモアがなくてつまらないやつなんだろうかと。話も面白くないし会話続かないしみんな私と一緒にいるのなんて退屈だろうな、申し訳ないな、と放っておくとどんどんマイナスに向かってしまいます。

自分は人に興味がないのかなあと思ったりもします。「あなたって人に興味ない人だよね」と実際言われたこともあります。単に趣味や興味が人と違うというのも案外大きいのかもしれません。

この気持ちにどう付き合っていったらいいんでしょうか。私も実は解決できていません。自分は人間として根本的なところが欠けているのではないか、と思ってしまうような夜もあります。でもそれは一番危ない考え方なので、とりあえずそれ以上考えないようにしています。

別につまらない奴でもいいじゃないか、という気持ちもあります。でも、なぜか、この批判は自分の全てを否定されたように胸に刺さるんですよね。それくらい、「面白い」ことは今の社会では絶対的な価値を持っているんだと思います。「コミュニケーション至上主義」に「面白さ至上主義」が密接に結びついているという感じでしょうか。多分、一昔前はもう少し違った価値観があったんじゃないかと思います。

面白くなくても、優しく、真面目ならそれでいいじゃないか。とりあえず自分にはそう言い聞かせてあげようと書きながら思いました。他の人の目線が気になってしまう時もあるけれど、それは仕方がない。自分だけは自分に優しくしてあげよう。

そして、私自身はいわゆる「面白い」人より一緒にいて安心できる人の方が好きです。コミュ力あります!って感じの人より、心の優しい人と友達になりたいです。そう思っている人もいるんだなあということを知ったら、少しは違うかなあ。