自分とのつきあい方―自己肯定感について考える―

自己嫌悪で辛かったり、自分に自信が持てなくて悩んでいる方へ。

なんで女子はメイクしなきゃいけないの?【ひとやすみコラム】

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アメリカ州の先住民族 - Wikipediaより)

 

こんばんは。更新頻度が相変わらずマイペースな夕です。

今日は、なぜ女性はメイクをしなければいけないのかについて。

女性は仕事の時や外に出るときはメイクをする必要がありますよね。どんなに面倒くさくてもメイクなしで外出なんてありえない、という方も多いのではないでしょうか。

もちろん、メイクをしたくてしている人もたくさんいますよね。した方が魅力的に見えるなどのポジティブな理由でするメイクはきっと楽しいものでしょうし、いいなあと思います。

でも、私はしたくありません。メイクをした自分の方が魅力的だとは思いませんし、肌が呼吸できなくて辛い感じがします。そもそも人に「かわいい」「きれい」だと思われたりするのには違和感があるし、誰かに向かって女性的な魅力をアピールしたいとも思わない。

 

では、したくない人がしない自由はなぜないのでしょうか。公の場にすっぴんでいくと「常識がない」「失礼だ」と言われてしまいます。面と向かっては言われないかもしれないけれど、そう思われる方が結構いるというのは事実ですよね。

メイクをしなければいけない理由として、「最低限の身だしなみ」だと言われることもありますよね。外にパンツ一丁で出ないように、お葬式に黒い服を着ていくように、そうすることが当然のマナーなんだと。

でもそうだとしたら、なぜ女性だけメイクをしなければならないんでしょうか?なぜ男性はメイクをしなくてもマナー違反じゃないの?女性だけがメイクをしなければならない合理的な理由って一体何なんでしょうか。メイクが必要なほど、女性のすっぴんは男性よりだめなの?そんなわけないですよね(笑)

少なくとも現代社会においては、女性だけがメイクをしなければいけないきちんとした理由というのはないと私は思っています。歴史をたどればいろいろと経緯があるのかもしれませんが、今の時点では明らかに非合理的です。お葬式のように、悲しみの気持ちを表すといった意味があるならまだ分かるのですが、そういった理由でもないでしょう。実際に学校で中学生や高校生がメイクしていくと怒られるわけですし。

 

それに、メイクをしたい男性だっているかもしれません。実際アイドルなどでは化粧している人もいますよね。でも現実社会で男性がメイクをしていくと気持ち悪い、と言われてしまうというのはひどい話です。「女は化粧をし、男はしない」という単なる思い込み、色眼鏡が「正しい」とされている世の中なんだと思います。よくアフリカなどの部族の写真で男声が顔にペイントしているのを見たりしますよね。いつでもどこでも普遍的に女性だけがメイクするわけではありません。もちろん男・女を完全に二分して考えること自体がそもそもどうなのか、という話もありますが、ここでは突っ込みすぎないことにしましょう。

 

というわけで、男女関係なくしたいときにメイクをし、したくないときにメイクをしない社会が理想的だと私は思います。そうすればだいぶ楽になる女性も多いんじゃないかなあ。

とは言いながら、お仕事の時はなんやかんや言われたくないという理由でメイクをしてしまう肝の小さい私です。もっと自分を貫く覚悟を持ちたいものですね。

それでは今日はこの辺で失礼します。今日も空は広い。