自分とのつきあい方―自己肯定感について考える―

自己嫌悪で辛かったり、自分に自信が持てなくて悩んでいる方へ。

ひとり旅の効能

こんにちは。

今日は、ひとり旅のもたらす効能について。

何か強い負の感情を押し殺して生活していると、自分自身が感じていることや本当の気持ちというのが分からなくなってしまうということがあると思います。私は強い劣等感を誰にも話せずにずっと自分の心の中に溜めていたら、そのあまりにしんどい気持ちから自分を守るために本当の気持ちを無意識のうちに閉じ込めるようになってしまいました。

だから、「どうしたい?」とか「何がいい?」とか聞かれるのがすごく苦手でしたし、自分の進路や方向性についても本当の気持ちを無視していたように思います。

心の声を聴こうと意識し始めてからも、そううまくはいかなかったのですが、ひとり旅が大きなきっかけとなり少し変わったかな、という気がします。

ひとり旅って、とにかく自分がしたいようにするしかないんですよね。次自分がどうしたいか、だけで行動が決まる。ついつい他の人にどう思われるか、この場面ではどう行動すべきなのかばかり考えがちですが、そうじゃない時間を持つということはすごくすごく大切だと思います。

おすすめは、自然に触れること。ひとりだということ、自分が存在しているということを忘れるくらい美しい自然に出会うと、心から来てよかったなあと思います。東北の山地や南の離島の方が、都会よりよっぽどひとり旅に向いていると思います。

旅をしたら人と話さなきゃ!友達つくらなきゃ!みたいな風潮がありますが、私はひとりがいいのでたいていひとりで泊まります。ゲストハウスの個室なんか安くて好きです。この人との関わりを強制される感じこそ、ひとり旅のハードルを上げているのではないかと思っています。ぼっちは悪、人といるのは善という考え方は以前自分が縛られていたものですが、だからこそ異を唱えたい。またこれについていつか書こうと思います。

もしも、自分と世界との間に壁があるなあと感じたり自分の好きなようにふるまうということができていないと思ったりするなら、ぜひひとりでどこかに出かけてみてください。2泊3日くらいで十分楽しいです。

ではまた。今日も空は広い。