必ずしも自己評価が高い方がいいとは限らない
さっそく、最初の記事を書いてみます。そういえば、何も自己紹介をしていませんでしたが私は20代女です。
自己評価は高い方がいいのか?と聞かれたら、多くの人はその通りだと答えるのではないでしょうか。自分に自信がないと何をするにも臆病になってしまうし、魅力的な人には自信が感じられることが多いですよね。
私も、自己肯定感があまりにもなさすぎるのは問題だと感じています。うつになってしまうこともあるし、そこまでいかなくても行動力が激しく落ちてしまう・人と上手に付き合うことができなくなってしまうなどの弊害があります。
しかし、必ずしも高い方が絶対いいというわけではありません。自己評価が高く不安定な人は、批判されると他の誰かを攻撃したり驚くくらい怒り出してしまったりすることが多くあります(クリストフ・アンドレ、フランソワ・ルロール『自己評価の心理学』)。そういった知り合いが2,3人は思い浮かぶのではないでしょうか。
逆に、自己評価が低い人は人の助言を素直に聞き入れることができる、また慎重に仕事を行うという長所もあります。
この本についてはまた詳しく紹介したいと思いますが、とにかく、自己評価が高いことが必ずしも素晴らしいとは限らないということを、ここでは言いたいです。
特に自己評価が低い人は、自己評価がこんなに低い自分はなんてだめな人間なんだろうと考えてしまい、さらに自己評価が下がっていくという悪循環に陥ることがあります。でも、自己評価が低くても立派に仕事をしている人もいますし、低いことにも良い面があるのだから、自己評価が低い自分を責めることは全くありません。
気になる方は、ぜひ本を読んでみてください。良著です。